歯周病ってどんな病気?
2018.12.14 11:34 更新


みなさん、こんにちは👋😃
歯科衛生士の芦澤です
あっという間に12月ですね

クリスマスやら大掃除やお正月の準備と
なんだか気忙しい毎日

いかがお過ごしでしょうか?

そんな忙しい毎日を送っていると
体が疲れ免疫力が低下します

今回はその免疫力と密接な関係がある
【歯周病】についてお話しします❗

30歳代から上の世代では
約80%の方々が歯周病になっていて
全身の健康とも密接な関係があることがわかってきました

歯周病は細菌による感染症です
プラーク(歯垢)中の細菌によって起こる病気で
歯肉が赤く腫れて出血するようになり
さらには、歯を支える骨「歯槽骨」が破壊され
歯肉はぷよぷよになり、
歯がぐらぐら揺れてきます😓

それだけではありません‼

お口の中にある常在菌は
唾液や食べ物、飲み物と一緒に飲み込む度に
食道を通り胃に入りますが
それは胃酸で死滅するので大丈夫😉

問題は、血管内に入り血液と一緒に全身に廻ってしまうのが厄介なんです(>_<)

歯肉に炎症があり出血しやすい状態になっていると
菌が血管内に入りやすくなります‼

みなさん、知っていましたか?

炎症の原因であるプラーク(歯垢)をよく取り除き
【ブラッシングをがんばりましょう!】
引き締まった健康な歯肉を保つことが
全身の健康にも繋がります‼

糖尿病、 肺炎、 心疾患、 骨粗鬆症、
脳梗塞、 低体重児出産-早産、
認知症、 リュウマチ、 肝臓機能障害、
腎臓病、などには

お口の中の菌が関係している場合があるとのことです
歯肉の炎症が全身に多くの影響を与えることが
昨今の研究で明らかになった今日

毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し
歯周病を予防することが
全身の生活習慣病を予防することに繋がります。

歯磨きをするということに
気合いが入りますよね p(^^)q





知覚過敏の経験ありますか?
2018.11.11 15:44 更新


みなさん、こんにちは👋😃
衛生士の芦澤です
銀杏は色づいてきて朝晩の空気がひんやりして
だいぶ秋めいてきましたね🍁

これからの季節は水道水が氷水のように冷たくなります
そんな時、知覚過敏で歯がしみたりしてませんか?

知覚過敏が突然現れ、
いつの間にか治ってるという経験がありますでしょうか?

歯医者さんで染み止めの薬をぬってもらったりしたことありますか?

自然治癒力としては
唾液の中にはミネラルが含まれていて
歯をよく磨いていれば表面からミネラルを吸収しますので
再石灰化が進み、しみなくなってきます

歯の表面によごれ(歯垢)がついたままになっていると
唾液の中のミネラルがエナメル質にくっつきたくても
よごれにブロックされてしまい、くっつくことができません
さらには歯垢の中にいる細菌が酸を出しますので
エナメル質が溶けて知覚過敏が進行します

再石灰化を妨げると同時に
知覚過敏を進行させてしまうのです

せっかくの自然治癒力があるのですから

歯をよく磨いて唾液の中のミネラルをいっぱい

取り込みたいですよね‼

「それが大事!」(昔、そんなタイトルの曲がありました)

あともうひとつ、

てもよく磨けていていつもキレイな状態なのに

知覚過敏がなかなか治らない場合は

歯ぎしりやくいしばりが原因の知覚過敏もあります

その時は、浅見先生の出番です‼
オーリングテストの技術を使い
噛み合わせの調整をすると
知覚過敏がやわらぐ方も多くいらっしゃいます
歯ぎしりやくいしばりは
なかなか治すことができないので
その後も定期的にチェックに来院していただき
持続的に診ていく必要があると思います‼

毎日の丁寧なブラッシングと
歯科医院で行う定期検診との
ダブルケアで、歯の健康を守っていきましょう🎵
歯の着色について
2018.10.15 11:50 更新


歯の表面にはプラークや歯石以外に

茶色く汚れが付いていることがあります。

この汚れの正体は、タバコのヤニや緑茶、ほうじ茶、紅茶、コーヒー、赤ワインなどに含まれている色素です。

これをステインと呼びます。

(最近歯が茶色くなってきたなぁ・・・。)と気になって歯のクリーニングをしようと思い立つこともあるかと思います。

特に前歯の見えるところにステインがついしまうので鏡を見ると気になってしまいますよね。

このステイン自体に害はありませんが、ステインをそのまま放置しておくと汚れが上に重なり、より着色しやすくなってきてしまいます。

さらにステインがついていると表面がざらざらになるので、その上にプラークが付きやすくなります。

ステインがついてしまったら、残念ながらどんな歯磨き粉を使っても落とすことはできないので、歯科医院でクリーニングをして表面をツルツルの状態にしていきましょう。



歯のクリーニングの際には、その方の着色の量や範囲に合わせて研磨剤や道具(ブラシなど)を選択しクリーニングしていきます。

無理な力で汚れを落として歯面を傷つけると、またさらにその傷の上に汚れが付きやすくなってしまう為、それを防ぐためにより良い研磨剤を選んでクリーニングしています。

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