歯の着色について
2018.10.15 11:50 更新

歯の表面にはプラークや歯石以外に
茶色く汚れが付いていることがあります。
この汚れの正体は、タバコのヤニや緑茶、ほうじ茶、紅茶、コーヒー、赤ワインなどに含まれている色素です。
これをステインと呼びます。
(最近歯が茶色くなってきたなぁ・・・。)と気になって歯のクリーニングをしようと思い立つこともあるかと思います。
特に前歯の見えるところにステインがついしまうので鏡を見ると気になってしまいますよね。
このステイン自体に害はありませんが、ステインをそのまま放置しておくと汚れが上に重なり、より着色しやすくなってきてしまいます。
さらにステインがついていると表面がざらざらになるので、その上にプラークが付きやすくなります。
ステインがついてしまったら、残念ながらどんな歯磨き粉を使っても落とすことはできないので、歯科医院でクリーニングをして表面をツルツルの状態にしていきましょう。
歯のクリーニングの際には、その方の着色の量や範囲に合わせて研磨剤や道具(ブラシなど)を選択しクリーニングしていきます。
無理な力で汚れを落として歯面を傷つけると、またさらにその傷の上に汚れが付きやすくなってしまう為、それを防ぐためにより良い研磨剤を選んでクリーニングしています。