新型コロナウイルスに対する対応
2020.04.05 13:48 更新
日に日に新型コロナウイルスが蔓延してまいりました。
図にあるように8割の感染者は軽症者で、更にその何割かは全く症状の無い者がいます。また症状の軽い者では普通の風邪症状だけで治ってしまい本人も新型コロナ感染者とは気が付きません(図の黄色の部分の割合は4~5割くらい)




しかしこの感染者たちも、潜伏期間約5日プラス治癒期間の2~3週間はウイルスの伝搬者になっているため、この期間に歯科医院を受診すると防護服を着ても感染してしまうほど感染力が強いため、歯科の作業ではいくら防御しても間違いなく感染すると思われます。

色々と考えましたが、当医院は感染すると重症化するリスクが高い高齢者や有病者の患者さんが多いため、しばらくの間休診することにいたしました。
社会情勢をみながらまた再開いたしたいと思いますので大変ご迷惑をおかけしますがご理解とご協力よろしくお願いいたします。

  院長  浅見 律
クスリ絵
2020.02.02 10:55 更新
待合室に謎のクスリ絵を飾りました😱。ディスプレーの左右にあるのがそうです。
クスリ絵とは内科医の丸山修寛先生が研究・開発したオリジナルの絵で、生命エネルギーの調整や人間が持つ自然治癒力、潜在能力を引き出すのに最適な形や色でつくられたものだそうです。なんとも怪しい感じですが、見た目にも美しく、価格も高くないので良いかもしれません。amazonや楽天でも売っています。
オーリングテストでみると非常にパワフルです。

歯周病菌の栄養源って何?
2019.09.18 14:46 更新
みなさん、こんにちわ、衛生士の芦澤です!
久しぶりの投稿になります( *´艸`)

暑かったり、寒かったりと気温差の激しい今日この頃ですね( ;∀;)
体調整えるのに必死な私、何とか元気に頑張ってまーす!(#^.^#)



先日、患者さんとの会話で

私『虫歯も歯周病も細菌の仕業なんですよ‼』なんて話をしていたら・・・・

患者さん『虫歯菌は砂糖が大好きでお口のなかに糖分があると元気になり仲間を増やすのは前から知ってるけど、歯周病菌も糖分が栄養源なんですか?』

との非常にハイレベルな質問をいただきました

私『とても良い質問ですね!』
『歯周病菌は血液が大好きなんですよ・・・赤血球の中のヘミン鉄が大好物で歯肉から出血しているところで仲間を増やし元気に活動しちゃうんです、おまけに、嫌気性菌なので歯周ポケット内が絶好の住み家になっちゃうんです』

患者さん『なるほど!、だから歯茎から血が出ているとダメなんですね』

私『そうなんです!解っていただけましたか?!』


血が出てしまうからそおっと磨いていましたとか

血が出ないように歯茎を触らないように磨いてましたとかは
逆効果なんです(>_<)

歯肉がキズつくほどガリガリ磨いてはダメですが
歯肉際(歯の下の方)に、
歯ブラシをしっかり当て
血が出ることは恐れずに
丁寧に磨きましょう(^-^)/

歯茎から血が出なくなれば
歯周病菌は元気がなくなり
数も減ってきて
歯肉も引き締まってきます‼

虫歯を作らないためにも
歯周病にならないためにも

細菌の特徴を知ることは良いことですね\(^^)/


歯の着色について
2018.10.15 11:50 更新


歯の表面にはプラークや歯石以外に

茶色く汚れが付いていることがあります。

この汚れの正体は、タバコのヤニや緑茶、ほうじ茶、紅茶、コーヒー、赤ワインなどに含まれている色素です。

これをステインと呼びます。

(最近歯が茶色くなってきたなぁ・・・。)と気になって歯のクリーニングをしようと思い立つこともあるかと思います。

特に前歯の見えるところにステインがついしまうので鏡を見ると気になってしまいますよね。

このステイン自体に害はありませんが、ステインをそのまま放置しておくと汚れが上に重なり、より着色しやすくなってきてしまいます。

さらにステインがついていると表面がざらざらになるので、その上にプラークが付きやすくなります。

ステインがついてしまったら、残念ながらどんな歯磨き粉を使っても落とすことはできないので、歯科医院でクリーニングをして表面をツルツルの状態にしていきましょう。



歯のクリーニングの際には、その方の着色の量や範囲に合わせて研磨剤や道具(ブラシなど)を選択しクリーニングしていきます。

無理な力で汚れを落として歯面を傷つけると、またさらにその傷の上に汚れが付きやすくなってしまう為、それを防ぐためにより良い研磨剤を選んでクリーニングしています。

日本の子供たちはまだまだむし歯が多い
2018.09.16 02:48 更新
 文部科学省の学校保健統計調査データより抜粋

上のグラフは治療していないむし歯がある子供たちの割合で、戦後10年くらいの昭和30年頃から急激にむし歯が増えて昭和55年位まで横ばい状態が続き、そこから現在まで徐々に子供のむし歯の減少が続いています。現状はピーク時の4~5分の1位です。
DMF歯数
上のグラフは12歳児のDMF歯数(12歳でほぼ永久歯が生え揃うため、この時期までの虫歯になったことのある永久歯の合計本数)

2017年現在,12歳児のDMF歯数は0.82本ですが予防先進国である北欧諸国では0.5本くらいですのでもう少し減ると思います。
日本人の出生数がむし歯ピーク時の約半分の100万人で、むし歯の数が約5分の1になっているので、子供の虫歯の本数は10分の1に減ったことになります。

減らないのはコンビ二より多い歯医者の数です😱。

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